ファイナンシャルプランナーの藤花です。
当HPをご覧いただきまして、ありがとうございます!
ここでは、私がファイナンシャルプランナーとして独立する決意をした理由も踏まえて、お話させていただいてます♪
⇒見直し検討中の方へ
保険の「転換制度」については、中盤で詳しくお話しています!
ファイナンシャルプランナーとして独立しようと思った最大の理由
国内大手生命保険会社で4年間、営業活動をしながら、出張所の所長として人材育成にも携わりました。
退職理由は、ファイナンシャルプランナーとして正しい仕事を続けたかったからです。
(※1社専属でも正しい仕事をされているプランナーさんは沢山いらっしゃいますが)
世間にはたくさんの保険会社があり、医療保険1つとっても沢山の種類があります。
1社専属ですと、その会社の保険商品しか提案できないのですが、その保険が目の前のお客様にとってベストとは限りません。
更新型の保険をこぞって提案する会社のあり方や、自社の保険商品しか知らず、それが最適だと思っているプランナーが多いこと、他社の金融商品について情報収集すると変な空気になることw
など独立したいと思った理由は色々ですが、最大の理由は、人海戦術のような採用育成の方法に疑問を感じたコトです。
所長として育成をしていく中で、この仕事は「素直で誠実」であれば、誰でも始められる仕事だと感じましたが、始められること=続けられることではありません。
組織として、友人や家族を簡単に採用していたり、少しでも営業経験があれば採用するという姿勢に疑問を感じていました。
「最初の数か月だけでも在籍すれば、それで良い」という話も、いまだにあるようですね。(※全てがそうではありませんが・・・)
保険のご案内をする限り、そこにはお客様がいます。新人さんが成績をあげるために、家族や知人の保険を預かり、すぐ退職して良いワケがないんです。
独立にあたり非常に悩みましたが、第二子出産を機に国内生保を去り、ファイナンシャルプランナーとして独立しました。
お客様が呟いた衝撃的な言葉
所長になってすぐ、新人さんの同行で、既契約者様の保険の見直し相談に同行した時、お客様の呟いた言葉に戸惑いました。
「ほんま詐欺みたいな保険やで」
50代後半のお客様で、入社当時から30年以上、高い保険料を掛けてきた保険の、「解約返戻金」をお伝えした時のことです。
国内大手で取り扱っている保険は、簡単に説明すると、1つの証券に終身の死亡保障や定期の死亡保障、医療保障が特約としてセットになっているもので、10年間や15年間の期間ごとに、更新をしながら、保険を見直すという仕組みになっていました。
若い頃は、「月々1万円」前後で加入できた保険が、見直しを繰り返すことにより、「月々3万円」前後の保険料になり、支払いが家計の負担になっているお客様をたくさん見てきました。
見直しの多くが『転換制度』というものを利用します
「転換制度」とは、「今の保険の積立部分を、新しい保険に充てる」、保険の見直しの一種です。
昔に加入した保険は、予定利率が高く(25年以上前の保険は、お宝保険と呼ばれているほど)、若い時に加入したこともあり、安い保険料で積み立てと保障が維持できているのです。
この保険で今まで積み立てたお金を、保障メイン(掛け捨てメイン)の保険内容に切り替えてしまうことを「転換」と言います。
積立金が、新しい掛け捨てメインの保険の保険料に充てられることになり、せっかくためた「積み立て金」は目減りしていきます。
仕組みがややこしく、専門用語が多いので、お客様はサラっと説明されてもほとんど理解できず、担当に勧められるがまま見直しをしてしまう現状でした。
また、医療保障も更新型で一生涯の保障でない為、高齢になって解約して、他社で加入し直すにしても保険料は高くなります。
セット商品で、医療保障は特約なので、それだけで残すことはできず、「最低死亡保険金額は残してください」といった事を言われるケースも多々あります。
こういった仕組みについて、多くの保険担当がきっちり話してこなかったことにより、お客様の理解が追い付かず、最終的に詐欺に遭ったような感覚に陥るのです。
これには営業員の質の低さも挙げられます。保険をご提案するには、ある程度の周辺知識や税務の知識などが必要になります。
保険の知識や最低限の金融の周辺知識もない営業員が、ある日いきなりやって来て、実質的に大幅な保険料アップになる保険の見直しを更新前だからという理由で迫るという構図を何度も見てきました。
不利益となることは、ほとんど告げず、契約を切り替え、担当は数か月で辞めていくという、非常に迷惑な行為が繰り返されているのです。
国内大手生保は、販売チャネルのほとんどが営業員によるので、ひたすら新人を採用して、すぐ辞めていくの繰り返しで、なかなか担当が定着せず、お客様は大迷惑です。
こういった事があり、何度も自問自答した結果、組織から抜けて、保険の世界で自分が正しいと思ったことをやっていく道を選びました。
そして以前の経験から、お客様は想像以上に保険の基本的な知識がなく、保険について理解できていないことも分かっていたので、「マネー・保険の無料セミナー」を定期的に各地域で開催することにより、保険を加入する前に保険を見る目を養って頂くお手伝いを始めました。
この仕事をする上で大切にしていること
仕事でもプライベートでもそうですが、毎日大なり小なり判断に迷うことは多々あります。
私は判断に迷った時は人として正しい方を選ぶようにしています。
別の言い方をすると、自分の子供に対して恥ずかしくない仕事をしようと、そこだけは決めているんですね。
家事や育児の合間を縫って仕事をしていると、時間がなく肉体的にしんどいなと思うことも正直ありますが
仕事をすることとは、私にとって人生そのものなので、仕事=楽しいもの、生き甲斐だと、子供たちが働くことをプラスに捉えて、わくわく成長してくれたら嬉しいです。
私には、3人の息子がいます。第2子が1歳になったタイミングで独立し、軌道に乗り始めた頃に、第3子を妊娠したことが分かり、大好きな仕事が3か月間、手につかないほどのツワリに襲われました。毎日吐いてばかりの日々で、このまま仕事を続けられるのだろうかと不安に思う毎日でした。
出産してからも、第3子はまだ1歳なので、思い通りにいかないことばかりで、常に時間との戦いです。
ただ、そんな中で「女性のためのマネー&保険セミナー」を定期的に重ねていく中で、こういった状況にいる私だからこそ、世の子育て中のママさんの強い味方になれると確信しました。(セミナー参加者の声と今後の開催予定については⇒)
子育て中のママさんって、自分に使える時間がとにかく少なくて、未就園児がいる場合、必要なお話もゆっくり聞けず、家事や夕ご飯の支度などでタイムリミットも早く、いつも時間の面で不自由な思いをしています。
とくに小さい子供がいると、一人なら簡単にできることに何倍もの時間を要します。
私は、母親になってから「ありがとうございます」「ごめんなさい!」と周りの人に言う機会が非常に増えました。
自分も同じ状況だからこそ、ご訪問先でお話をしている時にお子さんがグズると、私も一緒になってあやします。皆さん、あまり時間がないので、何にお困りなのか、何を知りたがっているのか、どういったことに不安を感じているのかも、会話の中ですぐ汲み取るようにしています。
そして保険にあまり関係がなくても、調べてその日にメールか電話で回答するようにしています。(自分の勉強にも繋がりますし一石二鳥!)
以前もセミナーに来られた方が、出産後の医療費控除についてご質問されたので、税務署に確認をとりながら、要点をまとめてお答えし、大変喜んでいただけました。
私は、保険代理業をしながらファイナンシャルプランナーとして活動していますが、お子様連れのお客様や、高齢の方など、情報に触れる機会の少ない方には、「私のことを便利屋さんだと思って、社会保障制度や手続き関係など調べて回答できそうな範囲のことなら、どんどん使って下さいね!」とお伝えしています。
そして、その方に関係する大きな制度変更や保険のサービス拡充などがあれば、LINEか電話でお伝えしています。そうすることで、子育て中のママさんが、社会の変化に取り残される心配がなく、すぐ聞ける存在がいることで、不安な気持ちを取り除くことができます。
こんなやりとりに、私もとっても嬉しくなりました。
当ホームページでは、ご相談内容の多い悩みや、ネットで調べてもなかなか答えが見つからない悩みなどを記事にして、公開しています。(今後もいろいろ)
ただ、保険のお悩みというのは、ご本人様のご家族などの状況に応じて、より良いものを考えていくことが何より重要です。
ご相談などは、無料で行っておりますので、よければ、下記ページをご覧くださいませ^^