今回のセミナー内容や参加いただいた方の声など
北区の東大池は、全体的にご年配の方の比率が高い地域なのですが、皆さんの学びに対する姿勢が素晴らしく、自治会活動が非常に活発で、色んな教室が開催されています。
私が、これまで開催した2回のセミナーも沢山の方にお越しいただきました。その後も保険相談などで個人的にご縁の多い地域です。
2016.3マネー・保険セミナー
今回は、回覧板でしかご案内していなかったので、当日までに全世帯に回りきらず、少人数での開催でしたが、資料をお友達の分も持って帰られたり、次回のセミナー内容を楽しみにして頂けて、私自身も一生懸命準備した甲斐があり、嬉しくなりました!!
セミナーのテーマに沿って、内容や皆さんの声をご紹介していきますね。
マイナス金利と私たちの暮らし
マイナス金利に関するニュースは新聞やTVで毎日と言っていいほど取り上げられています。
実際に私の方でも、2月あたりから、住宅ローンの借り換えに関する質問や、積立てに関する相談が増えました。
ご参加いただいた皆さんが、あまり良くないイメージをお持ちでした!
具体的な金利のお話は、ここでは省略しますが、年代別に世帯ごとの影響を見ると、60歳代以降には負担になります。
20,30代は住宅ローンや車のローンなどお金を借りることが多いので、預貯金の金利収入より、住宅ローンの負担が軽減し、所得の増減でいくとプラスに転じます。
こんなお得なキャンペーも
この地域で、手軽に行ける百貨店と言えば大丸松坂屋百貨店がありますが、大丸は以前から「友の会」に加入することで、毎月1万円積み立てると、12か月の積立に1か月分のボーナスが加算される積立があります。
年利に換算すると8%以上!!この積立金が大丸松坂屋でのお買い物に使えるので、定期的にその百貨店で買い物をする方であればお得ですよね◎
今回来られていた方でも、大丸の「友の会」で昔から積立をされている方がいらっしゃいました。
マイナス金利導入後の新たなサービスとしては、新規入会の顧客に抽選で商品券が贈られる計画も。
高島屋でも、「友の会」の積立金のボーナスがあるようです。詳細は、百貨店にお問い合わせくださいね。
マイナス金利は、私たちの預金金利がマイナスになる訳ではありませんが、各金融機関が、普通預金、定期預金ともに金利を下げています。一部の保険会社でも一時払い終身保険が販売停止になったり、前納保険料の改定など、私たちにとっては不利になるニュースが続きました。
さらに、一部では、口座手数料案なども浮上していますし、これからもセミナーやHPで情報提供をしていきたいと思いました。
マイナンバーと私たちのお金
マイナンバー制度が始まり、預金口座との紐づけがどうなるのか(現段階では本人の同意が必要)、マイナンバー詐欺など、こちらに関しても不安要素が強いようです。
マイナンバー詐欺については、公的機関や金融機関を装って、個人番号を聞き出そうとする手口が多いので、気を付けてくださいね。
ご自身で加入している保険についても、私たちのような保険代理店の人間が直接お客様から個人番号を聞き出すことは、ありません。
必要な場合は、お客様に直接案内が届きますので、おかしいと思うことがあれば、直接問い合わせましょう。
保険会社が、お客様に個人番号の申告をお願いするケースは以下の通りです。(参考までに)
- 受取った保険金・解約返戻金等の一時金が100万円を超える場合
- 年間の年金支払額が20万円を超える場合や相続等生命保険年金に該当する場合 等
また、こういった手続きには、本人確認書類が必要になりますが、個人番号通知カードでは本人確認書類になりません。
マイナンバーカード(本人の申請により交付、顔写真が入ります)は本人確認書類としてお使いいただけるので、こちらもお間違いなく!
「お子さんへの贈与について」や「保険金の支払いと税務署への申告」や、「株や投信などの運用益の確定申告について」など、沢山ご質問頂きました。
マイナンバー制度が始まると同時に話題になる貯蓄税について、少しお話していると、「もうタンス預金しかないね」などと皆さん盛り上がっていました(笑)
もし、預金口座への紐づけが必須になり、貯蓄税が導入されれば、タンス預金も難しくなりますが…
「最近、金庫がよく売れているんですよ。」とお客様が言っていたのですが、先週末、家族でカインズホームへ行くと、入ってすぐのところに本当に金庫が沢山展示されていて、驚きました!!
私の感想
今回のセミナーは少人数になりましたが、進行しながらご質問も沢山いただき、ワイワイと賑やかになりました。分からないことをどんどん質問される姿勢は、本当に前向きで素晴らしく思います。
また、いつも快く会館を貸してくださる管理人のM様、どうもありがとうございました。