「今かけている保険ってもしかしていらないのかな…?」「掛け捨てってどうなの?」など、保険に関して不安に思うことってありますよね?
なぜなら、みんな自分の未来がどうなるのか、そこに保険がどう役立つのか、はっきりとイメージできている人は少ないからですね。
ここでは、「掛け捨ての保険」は必要なのか、不必要なのかをあなたのケースに当てはめて考えられるように、お話していきます。
掛捨ての保険はもったいない!?
掛捨ての保険とは、解約しても返戻金がない、保障のみの保険です。
保険会社によっては、解約返戻金があるものや、損保系の保険会社では、「一定期間で5日以上の入院が一度もなければ、期間ごとに一時金がもらえる保険」もありますが、CMでよく見かける医療保険やガン保険は、ほとんどが掛捨てになります。
例)30歳の人が医療保険で月額3000円払ったら、10年間で36万円。
80歳まで医療保険に加入し続けた場合、180万円になり、けっこうな額を払うことになりますね。
しかし、みんなが健康で大きな病気もせず、一生を終えられる訳ではありません。
私のお客様でも、ガンになって全額自己負担の先進医療(388万円)を受けた為、「先進医療特約のついた医療保険のおかげで高額な施術費用の負担がかからなかった方」もいます。
親しくさせて頂いたお客様で飲食店の店主は、糖尿病で何度も入退院を繰り返したことにより、廃業され収入が途絶えてしまう状態に…。
しかし、保険にいくつか加入していたため、昔に加入していた保険も合わせると、入院1日あたり4万円になり、「店の1日の売り上げより多く、助けられたわ」と話していました。
また、ご主人が仕事中にいきなり脳血管疾患で倒れて、2か月間の入院生活と手術をされた方は、保険に無関心だった奥様から、ご主人の加入していた保険について問い合わせがあり、長期の入院費用が家計に負担となったので、助かったとお礼を言われました。
保険をしっかり掛けていたことで、医療費だけでなく先ほどの飲食店の店主のように、収入が減少したことによる生活費の補てんにもなったという声は少なくはありません。
保険が不要なのは、どんな人?
最初から、一生のうちで大きな病気をするかしないか、分かっていれば保険に加入する必要性は容易に判断できます。現実には、そんなことは誰にもわかりません。私たちには、未来はおろか数分後の事すら誰にも分からないのです。
では、どんな人なら保険が不要になるのでしょうか?
このような質問をお受けした際にいつもこうお答えしています!
みなさん、それくらい貯蓄にまわせていないのが現状です。また、比較的お金に余裕のあるご家庭の方が、保険の保障内容も充実しているケースが多いように思います。
あれこれ考えず、必要性の高い保障から埋めていく感覚で!
「住宅ローンもあるし、教育費にもお金がかかるし、医療専用貯金どころではない」という結論になり、やはり保険でリスクヘッジをすることになります。
では、どのようにして保険とうまく付き合えばいいのでしょうか?
今、市場に出ている医療保険やガン保険は、必要な保障を自身で選ぶことができるよう、特約の種類が豊富にあります。
その中から、ご自身の必要性の高いと感じる特約を選び、基本保障(その保険に加入する際、必ず入らないといけない部分)に加えていきます。
ご自身で電卓をはじきながら、基本保障部分の保険料に特約保険料を足したり引いたりしながら、納得のいく保険料になるよう、自分で作っていきましょう。
特約の内容が分からなかったり、必要な保障額が分からない場合は、保険担当に聞いたり、自分で調べながら、必要性を判断しましょう。
次の2種類のケースに当てはまっていませんか?こんな方は要注意です。
- 色んな人に相談しすぎて、自分の意見が分からなくなり、疲れてしまい、結局何もしていない。
⇒保険は焦って加入する必要はありませんが、何にも加入しなければ当然に保障はされません。保険に頼らない選択をしたなら、不測の事態に備えて貯金をしましょう。
- 楽観視して何も行動を起していない!
⇒「保険はいつでも入れるし今はいいや~」という方に限って、いざ加入しようとした時に加入できないケースが多々あります。
(詳しくは「持病がなくても保険にはいれない?」のページにて)中には服薬している薬名だけでお断りというケースも。保険料が低めに設定されている保険会社ほど、加入段階の告知は厳しくなっているものです。
保険は加入する場合でも、加入しない場合でも、そのように決めた理由や、そのための対策を忘れることのないよう、自分で責任をもちましょう。
こちらでは随時無料相談を受け付けております♪
誰かに相談しても、ネットで検索しても「自分の家族」に合っているか、結局分からないんです…とお困りの方のお力になります^^
「医療保険やガン保険の場合、一般的に家族一人当たり病気だけに備えた医療用貯金が200万円あれば、必要ないと言われています。」と。